2009/11/26(Thu)
境長生と書いて「さかいちょうせい」と読む。佐々木好と同じく北海道出身のシンガーソングライターだ。時期も同じくらいだろうか。本人は『ペガサスの朝』を歌っていた五十嵐浩晃と同期のようなことを言っていたような気もするが、定かではない。
パウダー・スノーこの人も大きなブレイクをしないまま埋もれてしまった逸材である。
歌唱力はプロとして考えた時、それほど上手いというわけではないが、この人の作った歌の何曲かはほんとに名曲と呼ぶにふさわしいのがある。今も北海道のライブハウスで歌っているという情報もあるが、実に惜しい。五十嵐浩晃が「ザ・ベストテン」に出たりラジオの「オールナイトニッポン」でパーソナリティーやったり出来て、どうして境長生がもっと注目されなかったのだろう。
ぼくはこの人のライブを2回見るチャンスがあった。最初は新宿ルミネ。今は漫才をやる場所になっているらしいが、当時はしゃれたライブハウスだった。そして2度目は高田馬場の、曖昧な記憶では確かBIGBOXの中にビクターの小さなホールがあって、そこで無料でやってた。その時の客は確か数名しかいなかったが、十分充実した内容だった。これが無料でこれしか聞く人がいないなんて、もったいない話だと思った。この人はボサノバ奏法が得意らしく、なかなかギターもカッコよかった。
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2009/11/25(Wed)
つくづく
YouTubeはすごいと思う。
いつか出るだろうと思っていたら、ついに出てきた。いつかもう一度聴いてみたいと思っていたのだ。
「佐々木好」で「ささきこのみ」と読む。確か1981年頃、「第二の中島みゆきか!」と一瞬話題になったがたぶんそんなに売れてはいなかったと思う。おれの周りでもこの人の名前すらほとんど知っている人はいなかった。おれは当時、駅前にあったレンタルレコード店(その頃はレコードしかない)でこの人のLP(アルバムのことね)を借りた。聴くと、ちょっと不思議な感覚にとらわれた。ちょっと格は違うが初めてエンヤの歌を聴いたときのような・・・ちょっと言いすぎか。
この人のライブに一度だけ行った事がある。渋谷の「ジャンジャン」というライブハウスで、超満員だったが、それほど記憶に残るライブでもなかった。
だけど今になってレコードを買わなかったのをちょっと後悔している。それほど売れていた人でもないのでCD化もされなかった。しかし今、YouTubeで既に何曲かアップされている。ああ懐かしいなあ。
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2009/11/24(Tue)
「あなたは基本的に男尊女卑ですよね」
突然会社で前に座っている女がおれに言った。
おれは我が耳を疑った。「男尊女卑?誰が?」こいつは何を言い出すんだ。勘違いもはなはだしい。
私ほど女性を尊重する男性は珍しいんじゃないかとさえ思う。
そうか、こいつは「男尊女卑」の意味をよく分ってないんだろう・・・。
前回のブログで噛み付いてきた女がいたのでその続きになるが、そもそも「亭主関白」というポリシー自体がおれは大キライだ(さだまさしの【関白宣言】はいい歌だったが)。
家に帰ったら食事が出てき風呂が沸いていて洗濯物もちゃんと洗ってあっても「おれは毎日家族を養うために働いているんだ、当然だろ」というバカ亭主、世の中に多いんだろうと思う。最悪なのは「子供の教育は母親の仕事」とか言って、学校で何かモンダイがあると「お前の教育が悪い」と妻を責める奴。頭がおかしいんじゃないかと思う。
「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ」はお決まりのセリフだがサイテー最悪の言葉だ。
じゃあそいつは誰のおかげで何の心配も無く毎日会社にいけると思っているんだ。
奥さんは家政婦ではない。
「おれが養ってやっている」とかいうやつは定年後に妻と子供に見放されて熟年離婚で放り出されればいいのだ。
高度成長期、世の中のおとーさんたちは身を粉にして会社のために日夜働いたのだろう。それが今の日本の礎となったことは間違いない。それには敬意を表する。しかしその多くのおとーさんたちの中で、家に帰ったらエラソーに「飯!」「フロ!」とかエバるやつには即座に敬意を撤回する。「誰のためにいい暮らしが出来てると思ってんだ!」とか言って家族を恫喝するバカオヤジは熟年離婚で自分のバカさを思い知ればいいのだ。お前が丸投げした育児から家庭のあらゆることを、妻は年中無休で何十年もこなしてきたのだ。「家庭も顧みず会社に尽くした」のは、自慢することではなく恥ずべきことだ。家庭を顧みないやつのどこが偉いというのだ。
おれは男女平等などというつもりはない。男と女は違うのだから平等になんかなりえないが、フェアではあるべきだと思う。「男は外へ出て仕事をしてお金を稼ぎ、女はダンナのいない間、家庭を守る」というのは、チームワークとしてやるなら全然問題ないと思う。しかしこれを当然と思う男がいたらそれは時代錯誤もはなはだしい。社会に出たら男のほうが優秀なんていうのは幻想で、うちの会社には誰も敵わないような女性の営業マン(と言わせてもらう)が出入りしているし、男よりもはるかに仕事の出来る女はたくさんいる。能力と気持ちがあるなら女性はどんどん社会に出て、それこそ平等の給料をもらうべきだと思う。しかし中には専業主婦をやりたい人もいるだろう。その人たちの家庭がそれでうまくいくならそうすればいい。働きたいのに専業主婦っていうのはフェアではない。
もうひとつ言えば、共働きなら家事は徹底的に分担すべきだ。妻だけが仕事と家事両立というのはまさにアンフェアだ。稼ぐ金額の問題じゃない。そういう家庭に限って、妻の給料が自分の給料上回ったりするとダンナは卑屈になったりするんだろう。しょうがないじゃないか、奥さんのほうがお前より仕事できるんだから。
だいたい「主人」って言い方が良くない。じゃあ妻は「家来」かと言いたい。ダンナも妻も、お互いパートナーであるべきで、どちらがえらいとかいう問題ではない。
だいぶエラソーなことをおれも言ってしまったが、一昨日から我が家は家庭内絶交状態になっている。妻は口もきかず、ついにおれの食事も作らなくなってしまった。一方的に怒っている妻に対し、「なぜ怒っているのだ」と穏やかに聞くと、
「あなたはいつも勝手に決めちゃうでしょ !私に何の相談もなく決めちゃうでしょ!いつもそうよ!きっ!」
ああ、こいつもおれのことを何も分ってない!ああめんどくさい!! こんな生活もうイヤだ!!!!
2009/11/17(Tue)
いつでもやってるだろうとたかをくくっていたタイムセールが終わってしまい、仕方ないのでそのままヤマダ電機を後にした。そして夜7時半頃、仕事が終わり、ダメモトで再びヤマダ電機に行ってみた。「昨日のタイムセールと同じ条件で」と交渉するつもりだった。
店内に入ると、なにやら東芝のテレビの前が騒々しい。
「は〜いタイムセールでーす!今なら光フレッツ同時加入であの東芝レグザ42型が13万4000円!先着20台限りでーす!」
とハッピを着た兄ちゃんたちがわめいている。値段を見ると、おお!昨日と同じ設定だ。そして店員はどっかのおじさんに「この機種は新商品のものとほとんど性能的に差は無いんですよ。ただ新商品が出てしまったので価格が下がっているわけで、これも在庫限りなのでなくなり次第終了でーす。その後で同じ性能のものを買おうと思ったら29万円ですよぉ!」と営業トークを炸裂していた。うーぬ、こんなおっさんに先を越されてたまるか。おれはハッピの一人に言った。
「光フレッツはいらないけどレグザは欲しい」
そのハッピはNTTの社員らしく、すぐに別の販売員を連れてきた。
結局価格は光フレッツに加入しないので16万9800円。
ここからエコポイントがリサイクル含めて26000点、ポイントカードが33960点。合計59960点。
つまり169,800円−59960点=10万9840円。
おお、なんというお買い得だ。レグザ42Z8000がまさかここまで下がるとは。ジャパネットたかたにこの真似ができるか!
しかしテレビ自体がデカいせいか、なんかものすごい買い物をしてしまった気になった。おれは直前に家に電話をかけた。
「買っちゃうぞ、ほんとにいいんだな、ほんとに買っちゃうぞ!知らないからなっ」(なんという小市民だ・・・)
妻「いいんじゃないの」
小市民「そんな簡単に言うけど支払額で行けば17万円近く行くんだぞ、当然分割払いだよな。何回ならいい?」
妻「別に何回でもいいよ」
小市民「じゃあ・・・とりあえず10回だ!」
妻「いいんじゃないの」
なんだ、この余裕は。来年から子供の幼稚園が始まるからお金がかかるって自分で言っていたくせに。もしかしたらこいつ、おれの小遣いを減らすつもりだろうか。だいたい我が家の財政は全て奥さんが握っているので、一体今家にお金がいくらあるのかとかおれには全然知らされていない。通帳とか実印とか生命保険の証書とか大事なものは全て貸し金庫に預けてあるらしいが、どこの貸金庫かも教えない。給料の振り込まれる銀行カードは奥さんに没収されているので、自分で自由に使えるお金は月3万円の小遣いだけ。通常おれの財布の中には3000〜4000円程度しか入っていないので、もしかしたらそこらの高校生の財布の中身よりも少ない可能性も高い。もちろん命綱としてクレジットカードは持っているが、妻によって利用限度額がかなり低く設定されている。
うーん、ついこの間までは30万以上もするギターを買おうかどうか真剣に悩んでいたのに、10万円のテレビを買うのにこんなにドキドキするようじゃ30万のギターなんてとても買えるはずが無い。
2009/11/16(Mon)
今年の年末の買い物として、我が家には「大画面液晶テレビ」と「ウインドウズ7パソコン」が最重要懸案事項として挙げられていた。
自分的にはテレビは別に今年中でなくてもいつでも良かった。正直言って今のブラウン管テレビが壊れてからでも良かった。9月にケーブルテレビに加入してしまったので、とりあえず地デジは見れる環境にある。ところが現在のパソコンは確か2003年頃に購入したノートパソコンで、まず起動に約5分くらいかかる。スイッチを入れてトイレに行って、戻ってきておもむろに新聞のテレビ欄などを眺めてみても、まだ立ち上がらない。そこからインターネットやメールを見ようとすると、さらに5分ぐらいかかる。モデムでやっていたWindows95以上のスローさだ。何が原因か分からないが、思い当たるところといえばiTuneしかない。数年前にiPodを買って以来、どんどんCDや音声ファイルをダウンロードして行ったら全体的に動作が重くなってしまった。最近では終了できないときもある。だからおれにとってはPCの方がどちらかというと緊急なのだが、「うちはいつ薄型テレビになるの?」と奥さんはいつもおれをけん制していた。
家電大好きのおれとしてもテレビを買うとなれば気合が入る。全メーカーのカタログを集め、スペックを比較した。以前は「ジャパネットたかたで分割金利手数料なし36回払いだね〜」なんてのんきに言っていた。「今お使いのテレビ、なんと5万円で引き取ります!」とか言われると、もうテレビを買うならジャパネット!とさえ思っていた。しかし本当にジャパネットたかたはお得なのか。おれは安さの秘密を探るべくあらゆる角度から検討した。その結果、ジャパネットたかたは全然お得でもなんでもないことが分かった。ジャパネットのテレビ通販に出てくる一見お得そうな品々は、それぞれのメーカーの中のグレードで言うと大体機能的にも低い廉価品ばかりで、これにサラウンドテレビ台や、これも廉価版のブルーレイレコーダーなどをつけて値段を吊り上げ、そこに「お手持ちのテレビ、4万円で買い取ります!」とやってすごいお得感を演出しているだけだった。冷静に比較すれば大手家電量販店のほうがはるかに安い。
今回おれの厳しい選別に残ったものは
本命 東芝レグザ42Z8000
対抗馬 パナソニックプラズマ42R1、日立プラズマWooo42XP-03
大穴 三菱Real 42MXZ300
だった。1ヶ月間の比較検討の結果、結局「レグザしかないだろう」という結論に達した。近所のケーズデンキで見ると198,000円もする。価格ドットコムでは15万円台なのに、19万円では4万も開きがある。おれは値下がりするのをじっと待った。しかし困ったことに、11月よりレグザの新製品が出始め、おれが求めていた機種が店頭から消えつつあった。同じスペックのものを新製品で買おうとすると、新しいというだけで298,000円と、10万円もアップしてしまう。こんな理不尽な話があるだろうか。しかし本当に日に日におれの狙ってた機種は無くなっていき、あっても「展示品限り」が多くなっていった。
そんな中、仕事で池袋に行く機会があった。池袋と言えば今や「ヤマダ電機」と「ビックカメラ」と「さくらや」の三大家電量販店の激戦地だ。おれはまず三越後にできたヤマダ電機を覗いた。するとおれの求めていた東芝レグザが「タイムセール、20台限り169,800円、ポイント20%」とあった。人間とは欲深いもので、おれは近くにいた販売員の兄ちゃんに「これはいくらになるのか」と聞いたら「これ以上は無理です」とあっさり言われた。一方的に不愉快な人となったおれはその場を立ち去り仕事に行った。
その夜、秋葉原のヨドバシカメラに行ってみたが、もう旧製品は置いてなかった。それはビックカメラでも同じだった。そこで再びおれは翌日、池袋のヤマダ電機に行くと、モノはあったがもうタイムセールはやってなく、価格も上がりポイントも10%になっていた。おれは大変なチャンスを逃してしまったのかとひそかにうろたえた。